【学習効率とモチベーションをあげる】社労士試験に役立つWebサービスや市販教材を紹介!

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
  • カリキュラムの弱点を補いたい
  • 隙間学習に向いてるサービスはない?
  • 受験生や合格者と交流したい

資格勉強のベースは予備校や通信講座のカリキュラム、独学なら自分で選んだ基本書と問題集です。しかし完璧なカリキュラムやテキストが存在しない以上、どの講座や参考書を選んでも弱点はあるもの。

しかも社労士試験は成長実感が湧きにくい試験。年に1回の試験でずっと一人で勉強しているとやる気が湧かないこともあります。

カリキュラムの弱点を補い、モチベーションアップのために検討したいのがWebサービスや市販教材。上手に使えば学習効率を高めるためにも、やる気を維持するためにも効果的です。

今回は社労士試験受験生なら知っておきたい各種サービスについて解説します。

目次

Webサービスや市販教材の目的は学習効率のアップやモチベーション維持

前提として、予備校・通信講座が提供するカリキュラムをしっかりこなせば合格は可能です。では何故Webサービスや市販教材が有効なのか。理由は3点です。

Webサービス・市販教材が有効な理由
  • 勉強効率のアップ
  • カリキュラムの弱点を補う
  • モチベーションの維持

どんな予備校・通信講座を選んでも得手不得手があります。

例えば、クレアールの場合、隙間学習に向いた教材があまり用意されていません。一番適している教材としてセルフチェックノートがありますが、こちらは届くのがカリキュラム後半。序盤から利用できるWebテストは使い勝手に少々難ありです。

自分で工夫して補うこともできますが、他のサービスで代行できるならその方が効率的です。

Webサービスや市販教材を活用することで、予備校・通信講座の講義や教材ではカバーできないニーズを補うことができます。

また、社労士試験に限らず、勉強は基本的に孤独なもの。テキストや問題と向き合い、誰にも邪魔されず一人で繰り返し問題を解く時間が一番大切です。

しかし膨大な試験範囲の勉強をずっと続けるのは誰だって疲れてます。時にはやる気がなくなることも。特に社労士試験では勉強を続けることがとても重要なので、モチベーションの維持は必須です。

解決策の一つがWebサービスを活用して他の受験生との交流の機会をつくること。

社労士試験の情報を共有できる友人や知人が周りにいる受験生は少ないと思いますが、Webサービスを使えば試験勉強を頑張っている人がたくさん見つかります。

自分より学習が進んでいる人、仕事や育児に追われながら必死に勉強している人を見ているとこちらも自然とやる気が湧いてくるもの。上手に活用すればモチベーションの維持に有効です。

受験生だけでなく、合格者や実務家と交流できるのもメリットです。

手の広げすぎに注意

学習のメインは自分が申し込んでいる予備校・通信講座のカリキュラム。独学であればベースにすると決めた参考書や問題集。これから紹介するサービスはあくまで補助です。

今の時代、教材や学習手段を増やそうと思えばいくらでも増やせます。だからこそベースにすると決めたカリキュラムや教材を完璧にこなすことが非常に重要です。

社労士試験関係の人との交流も、ハマりすぎて勉強が疎かになれば本末転倒。まずは試験突破を最優先にして、合格してから有資格者としてより深く交流するのが理想的です。

オススメのWebサービス・アプリ

ここからはオススメのWebサービス・アプリを具体的に紹介していきます。

Twitterは試験勉強にもモチベーションアップにも有効

私が最初にオススメするのがTwitterです。

Twitterのメリット
  • 受験生や合格者、実務家と交流が取れる
  • 試験に関する最新情報が得られる
  • 学習補助としても有効

一番のメリットは社労士試験を共通の話題にできる場所になること。

社労士試験の勉強を目指す理由は人によって様々。周囲の理解がある人、自分以外の受験生が周りにいる人は少数派です。
むしろ周囲の人は社労士自体をよく知らない、試験の難易度なんてもっと分からない、なんて人も多いんじゃないでしょうか。

Twitterなら社労士試験を目指している人はもちろん、受験生向けに応援企画を開催している合格者の方、既に社労士として活躍している方など、社労士試験の大変さを知っている人がたくさん見つかります。年代、地域を問わず色んな人と社労士試験の話題を通じて交流できるのはSNSならではのメリットです。

Twitterを始めてから「試験勉強は一人でやるもの」という価値観が変わりました。

また、各予備校や通信講座の公式アカウントや、現在受験指導を行っているプロの講師の方々のアカウントも多々存在します。プロのアカウントの中には試験や法改正に関する最新情報、隙間時間に学べる問題ツイートを積極的に発信してくれるアカウントもあるので、学習の補助としても活用できます。

オススメアカウント5選

社労士試験の受験生なら是非フォローしておきたいアカウントを4つご紹介します。

オススメアカウント4選
  • 時間の達人 社労士試験/金沢博憲/社労士24/資格の大原(@Sharoushi24)
  • 時間の達人 社労士試験 名言bot(@bot_kanazawa)
  • 二神大貴@フォーサイト社労士専任講師(@foresight_sharo)
  • ado@しくみか社労士(@ado_sr)
  • 同じ予備校・通信講座を利用している受験生のアカウント
資格の大原のアカウント

資格の大原は社労士講座に特に力を入れている大手資格予備校。公式アカウントの運営は人気講師である金沢先生が担当しています。毎日多くのツイートを発信、試験に関する有益な情報を日々呟いています。大原の受講生に限らず、社労士受験生なら必ずフォローしておきたいアカウントです。

2つ目の名言bot(通称ダルマくん)は金沢先生の過去の名言を1日数回呟くbotです。

社労士24のアカウントのツイートは主に3つ。

  • アンケート機能を使った問題演習
  • 重要論点を整理した神まとめ
  • その他社労士試験に関する有益情報

たまに金沢先生のユーモアあふれるツイートも流れてきます。

アンケート機能を使った問題はほとんどが基本事項を問うもの。隙間時間の基礎確認に最適です。

「神まとめ」は社労士24のメインコンテンツ。重要論点が綺麗にまとめられた図表を解説とともにアップしてくれます。大原生でなくてもこの「神まとめ」を知識の整理に活用していた、という受験生は多く、マスターすれば得点アップ間違いなしです。

ダルマくんもオリジナル問題を毎日数回呟いています。こちらは社労士24に比べると応用。ちょっと考えさせられる問題や統計の細かい論点を問う問題を多く出題してくれます。

過去のツイートを繰り返し解くだけでもかなり力がつくと思います。

二神大貴@フォーサイト社労士専任講師(@foresight_sharo)

二神先生はフォーサイトの人気講師。あとで紹介しますが、Youtubeで配信しているeライブスタディの予習問題をたまに出題してくれます。

eライブスタディはフォーサイト受講生以外の方も有益なので合わせて活用したいところです。

ado@しくみか社労士(@ado_sr)

最後は個人の方ですが是非ご紹介したいので。adoさんは2021年の合格者。メンタルの折れやすい社労士試験において、初挑戦からなんと10年かけて合格を勝ち取ったすごい人です。

なぜ今回取り上げたかというと、モチベーション維持に有益なスペースを毎週開催されているから。

スペースとはTwitter上の音声交流機能。主催者が作成したコミュニティにユーザーがそれぞれスピーカー・リスナーとして参加し、コミュニティ内だけで会話を楽しむことができます。

adoさんは2022年の4月まで、社労士試験の受験生・過去の合格者・現在ご活躍されている実務家の方々など、「社労士に関係する人」をゲストに呼んでインタビュー形式の対談を毎週20~30分実施してくれていました。

adoさんのお上手な進行で、ゲストの方々のリアルなお話を聞くことができて、毎週の欠かせない楽しみになっていました。

現在は毎週土曜日に「士業の開業体験記」をスペースで実施。社労士に限らず、士業として開業された方々をゲストに、士業のお仕事のリアルなお話を聞かせてくれます。

参考に9月4日(初回)のアーカイブを掲載しておきます。ゲストなしで、adoさんご自身のお話を聞かせていただきました。

同じ予備校・通信講座を利用している受験生のアカウント

同じ境遇で勉強している人の存在はやはり貴重です。クレアールのように利用者が少ない通信講座なら尚のこと。

  • 他の人の進捗が参考になる
  • 分からない部分を呟けば教えてもらえることもある
  • ライバル心が芽生える

同じ予備校・通信講座を使っている受験生のアカウントが見つからない場合は、自分がどの予備校・通信講座を使っているかプロフィールに書いておけば自然とフォロワーさんが増えていきます。

私のフォロワーさんの場合、クレアールを受講している人の割合がかなり多い印象です。

Twitterは人によってはオススメできない

ここまでTwiitterのメリットをご紹介しましたが、オススメできない方もいらっしゃいます。

Twitterをオススメできない人
  • 時間を使いすぎてしまう人
  • 他人の意見や成績に振り回される人
  • 情報の取捨選択が苦手な人

Twitterは基本的には息抜きのツール。問題を出してくれるアカウントを利用して学習に使う方法もありますが、メインの教材にするのはオススメしません。

Twitterはフォローしている人が増えれば増えるほど、どんどん情報が流れてくるようになります。その気になればいつまでも眺めていられる時間泥棒。ボーっと見ているといつの間にか長時間経っていた、なんてこともあります。

また、Twitter上には圧倒的な成績優秀者や、学習のアドバイスをツイートしている方も沢山いらっしゃいます。ライバル心を燃やしたりアドバイスを参考にしたりする分には有益ですが、他人と比較して自分の成績に否定的になる人、色んな人の意見に振り回されてしまう人は要注意です。

中には試験勉強そのものを否定するような、見たくないツイートが流れてくることもあります。しかし大半は純粋に勉強仲間がほしくてTwitterを始めた人。場所、年代、性別を問わず対等な立場で交流ができる環境は非常に貴重です。

私も本試験が終わった後はフォロワーさんとZoomで交流したり直接会ったりして、以前より仲良くしてもらっています。

上手に使えば試験の合格だけでは手に入らないものを得られるのがTwitterの魅力です。

内部リンク(作成中):Twitter

Youtubeは上手に使えば良質な無料教材になる

2つ目にご紹介するのはYoutubeです。社会的にも大ブームになっていますが、社労士試験においても例外ではなく、多くの予備校や通信講座が公式チャンネルを開設しています。

Youtubeのメリット
  • 講座選びに便利
  • 各予備校・通信講座のノウハウを無料で学べる
  • モチベーションアップにも有効

講座選びに便利

一番オススメの使い方は講座の雰囲気をつかむこと。各予備校・通信講座の公式チャンネルのほとんどは実際の講義の映像をアップしています。それも1つや2つではないので、講師との相性や講義のレベル感を把握するにはうってつけ。何本か動画を視聴すれば講義の特徴や他社との違いが分かってきます。

講義について知るだけなら資料請求よりyoutubeの方が便利です。

各予備校・通信講座のノウハウを無料で学べる

各予備校・通信講座の公式チャンネルは講義だけでなく、社労士試験の勉強方法のコツをまとめた動画も多く公開しています。

社労士試験の対策講座では、どの予備校・通信講座も基本を重視。応用の方が大事といっている講座はほとんどありません。しかし力を入れるポイントや教え方のアプローチには各予備校・通信講座の特色が出ます。

独学の人はもちろん、予備校・通信講座を活用している人も他の講座の考え方を学び、活用できる部分を盗むのは試験対策上有効です。

ただし手の広げ過ぎには気を付けてください。

モチベーションのアップについては後ほど具体的なチャンネルのところで解説します。

Youtubeのメリットは、気に入った動画を繰り返し視聴しやすいこと。どのチャンネルも多くの人に視聴してもらえる、コンテンツの充実に力をいれています。

音声を聞いているだけでも有効活用できる動画も豊富。これだけのコンテンツが基本的に全て無料で視聴できるのは一昔前では考えられません。

オススメチャンネル4選

Youtubeでもオススメしたいチャンネルがあるので、今回は4つご紹介します。

オススメチャンネル4選
  • 週刊人事労務チャンネル
  • 社労士試験 年金博士・北村庄吾の最短最速非常識合格法
  • 社労士大大チャンネル
  • 資格の大原社労士講座(社労士24)
週間人事労務チャンネル

最初にご紹介するのはクレアールの看板講師、北村庄吾講師が運営するチャンネルです。

北村庄吾講師(クレアール社労士講座公式サイトより引用)

北村先生は30年以上社労士として活躍している現役の実務家。「年金博士」の相性で知られ、数多くの書籍を出版し、メディアへの登壇経験も豊富なベテランの先生です。

「週刊人事労務チャンネル」では受験関係のコンテンツだけでなく、実務家、経営者、一般の方向けにも豊富に動画をアップしています。

北村先生自身が顔の広いお方なので、多くの有資格者の先生がゲストとして登場するのも特徴の一つ。それぞれの先生方が専門分野の解説や実務家としてのリアルな活動について解説してくれています。

社労士として働くイメージを掴むには最適なチャンネルです。

クレアール受講生に限らず、将来社労士として活躍したい人、実務の世界について知りたいにオススメです。

社労士試験 年金博士・北村庄吾の最短最速非常識合格法

2つ目も同じく北村先生が運営するチャンネル。こちらは「週刊人事労務チャンネル」から受験向けのコンテンツを抜き出したもの。大きく分けると3つの内容に分かれます。

最短最速非常識合格法
  • 北村先生がオススメしている学習方法
  • 対談形式の合格体験記
  • シリーズものの学習コンテンツ

私のオススメは学習コンテンツの中の目的条文、横断整理、永田先生シリーズ(白書対策)。いずれもクレアールのカリキュラム同様、基本を重視した問題演習メインのコンテンツになります。隙間時間や他の作業をしながら基本を確認したいときに最適です。

特に目的条文の動画はクレアールの横断整理講義のテキストと一緒に使うと効果的です。

内部リンク;横断整理について解説!クレアールの非常識合格法と相性抜群です

社労士大大チャンネル

3つめはフォーサイト社労士講座の公式チャンネル。

大大チャンネルの由来はフォーサイトの専任講師である加藤光「大」講師と二神「大」貴講師のお名前から。

このチャンネルの売りはなんといってもeライブスタディ、通称イラスタ。フォーサイトの売りの一つですが、フォーサイト受講生以外の方も無料で視聴可能です。

イラスタの特徴
  • 2週間に1度、金曜日の20時から生放送で配信。
  • 二神先生が担当。
  • 1時間強で約10問を出題し、一つ一つを丁寧に解説。
  • 参加者はチャットでコメント可能。

特徴は1問1問をかなり深く解説してくれること。単純な〇×だけでなく、「この問題の論点は何か」「この問題から何を学べば良いか」を初学者でも分かりやすいように丁寧に説明してくれます。

二神先生は時々スパルタな発言もする、アメとムチの使い分けが上手な先生です。

資格の大原社労士講座(社労士24)

最後にご紹介するのは資格の大原の社労士講座公式チャンネル。色んな種類の受験対策コンテンツを公開しているという意味では大原のチャンネルは圧倒的です。

資格の大原社労士講座(社労士24)の特徴
  • 社労士24の内容を一部、体験動画として公開
  • 社労士試験の勉強方法についての動画が30本以上
  • 学習戦略の参考になる科目別勉強法が有益

このほか、令和3年から公開している本試験問解説もオススメです。単に問題文の論点を解説するだけでなく、「本試験の現場でどんな風に考えるか」「これは取らないといけない問題、これは落として良い問題」を一つ一つ丁寧に解説してくれます。

大原の本試験解説の動画を見れば合格レベルの知識を持っている受験生がどう問題を解いているかが分かって、「社労士試験は満点を取る必要がない試験」の意味が理解できると思います。

内部リンク(作成中):Youtube

その他にも便利なものがたくさん

Twitter・Youtube以外に知っておきたいWebサービス・アプリとして以下の4つをご紹介します。

その他のオススメebサービス・アプリ
  • 社労士過去問ランド
  • 秒トレ
  • 社労士試験 最短最速非常識合格法
  • 厚生労働省公式サイト

社労士過去問ランドは無料で過去問演習ができる

社労士過去問ランドトップページから抜粋

「過去問ランド」は本試験の過去問を全て解くことができるWebサイト。なんと平成16年以降の問題が全て掲載されています。

社労士過去問ランドの特徴
  • 完全無料
  • 充実した解説
  • 学習状況の記録もできる

社労士過去問ランドの一番の特徴は圧倒的な掲載数と充実した解説。解説には1問1問の正誤だけでなく、しっかりと根拠条文や判例、通達が掲載されていて、このサイトだけで充分過去問の学習ができます。

問題の抽出機能も充実していて、分野別・年度別・間違えた問題のみ等、色々な方法で解く問題を絞れるようになっています。

レイアウトは昔ながらのWebサイトといった感じですが、使い倒す価値のあるWebサイト。これだけ多くの過去問演習を無料で行う手段は他にはありません。

外部リンク:社労士過去問ランドへ

内部リンク(作成中):社労士過去問ランド

秒トレは隙間時間の学習に最適

「秒トレ」は人気のスマホアプリ。

秒トレの特徴
  • 穴埋め問題がメインで選択式対策に有効
  • 手軽に使えるので隙間時間に最適
  • 苦手な問題を優先的に出題

日単位・累計の問題を解いた数や、正答率も一覧で見ることができ、レイアウトも見やすいので非常に使いやすいアプリ。人気があるのも納得です。

全ての問題を利用するには有料となりますが、1科目160円で安価。全9科目なので、全て購入しても1,440円です。

1,500円弱で隙間学習が充実するなら安いと思います。

内部リンク(作成中):秒トレ

社労士試験 最短最速非常識合格法はクレアール生なら必ず押さえておきたいサイト

最短最速非常識合格法トップページから抜粋

「社労士試験 最短最速非常識合格法」はクレアールの北村庄吾講師が運営するサイト。

社労士試験 最短最速非常識合格法の特徴
  • 毎日更新されペースメーカーに有効な1日1問
  • 学習記録になり、他の受験生と交流もできる受験生日記
  • 東京・大阪を拠点にしたオンライン勉強会

この他にも社労士試験受験生に有益なコンテンツが盛りだくさん。受験指導に携わる多くの先生が参加し多様なコンテンツを提供しているのが最短最速非常識合格法サイトの特徴です。

クレアールの斎藤先生や一般常識を担当する岩崎先生・神野先生もコンテンツの一部を担当しています。

北村先生が監修しているだけあり、コンテンツの内容はクレアール社労士講座と相性抜群。クレアールのカリキュラムの弱点である隙間時間の勉強に最適です。

もちろん独学の方や他の予備校・通信講座を活用されている方も問題なく利用できます。

外部リンク:最短最速非常識合格法サイトへ

内部リンク(作成中):最短最速非常識合格法

厚生労働省公式サイトは白書・統計対策の原点

オススメに入れるか迷いましたが、やはり社労士試験においては外せない存在です。いうまでもなく、労働・社会保障関係の法令の発信元になる中央省庁。最新情報をいち早く、最も信頼性のあるかたちで入手できます。

社労士試験受験生にとっては主に一般常識の白書・統計対策で活躍します。

お堅いイメージのある中央省庁ですが、近年は一般の方でも理解しやすいよう、各種法令や社会問題について分かりやすくまとめた資料も積極的に公開しています。一般の方向けの資料は細かい知識を正確に覚えるには不向きですが、各制度の概要をつかむ上では非常に有効です。

厚生労働省の公式サイトや白書の詳しい使い方を知りたい人はyoutubeの欄で紹介した「最短最速非常識合格法」チャンネルの「永田先生シリーズ」が参考になります。

外部リンク:厚生労働省公式サイトへ

内部リンク(作成中):厚生労働省公式サイトの使い方

市販教材は自分の苦手分野やカリキュラムの弱点を補うために追加する

私は社労士試験においては独学よりも予備校や通信講座を使った方が良いと考えています。

独学をオススメしない理由
  • 費用面であまり有利にならない
  • 時間効率が違う
  • 社労士試験は合格率が低く、部分合格がない

内部リンク:社労士試験で独学をオススメしない理由3選

予備校・通信講座を選んだら、用意されている教材をひたすらこなしていくのが一番。評判が良い、予想問題がよく当たるといった理由でむやみに教材を増やすのは逆効果です。

しかし例外的に市販教材を追加した方が良いケースがあります。

市販教材を追加した方が良いケース
  • 苦手な分野の攻略
  • 予備校・通信講座のカリキュラムでは不足する分野の補助

つまり、利用しているカリキュラムの内容以上に対策をしたい分野。そう考えると、追加を検討すべき教材は特定の分野に特化した参考書・問題集に限られます。

例えばクレアールは「選択式は択一式の勉強をすれば解けるようになる」という方針を取っていることもあり、選択式の対策は択一に比べて少なめです。しかし私自身は選択式に特化した対策の意味はあると考えていたので、選択式問題のみを扱った問題集を1冊購入して勉強していました。

ただ予備校・通信講座のカリキュラムと市販教材を併用するのは大変です。市販教材を追加する場合は、やりきる時間が十分に取れるかどうかは必ず考えてから購入することをオススメします

私は1冊が限界でした他に市販教材を増やしていても十分に活用できなかったと思います。

オススメの市販教材

追加すべきはご自身の苦手分野や予備校・通信講座のカリキュラムでは不足する分野。そう考えると、必要な市販教材は人によって異なります。

特に初学者は自分の苦手科目や対策を追加したい分野がはっきりしない人が多いと思います。その状態であれば無理に市販教材を追加する必要はありません。

そのため万人にオススメできる市販教材はないという前提で、ここでは自分で使用して良かった問題集や、受験生に評判が良い参考書の概要だけをご紹介します。

みんなが欲しかった!社労士合格のツボ 選択対策

TACから出版されている選択式に特化した問題集。私が初年度に唯一追加した市販教材です。

みんほしの特徴
  • 科目ごとに20~30問×5空欄の選択式問題が掲載
  • ほとんどが基本問題、たまに細かい部分の出題もあり
  • 各科目の最後に発展問題が5空欄×5題

この問題集の良いところは、解説がしっかりしていること。

社労士試験は記憶がメインの試験ですが、本番の選択式では毎年1,2科目は難易度の高い問題が出題されます。初めて見る論点は捨てるのも一案ですが、全科目で5空欄中3空欄を正解しなければいけない選択式では安易に問題を捨てることもできません。

みんほしの解説では、基本問題の解説は重要論点を簡潔にまとめている一方、発展問題の解説には初めて見る論点で正答を導くための考え方が紹介されています。

持っている知識を総動員して回答を選ぶ訓練をできるのがこの問題集の良いところです。

答えを出すための考え方を解説してくれる問題集は社労士試験ではほとんどありません。(ゆたかつ調べ)

社労士試験専門の月刊誌はテーマを絞った別冊が便利

2つめにオススメするのが社労士試験をテーマにした月刊誌。下記の2つが主流です。

  • 月刊社労士受験
  • 社労士V

横断整理や年金対策など、毎月決まったテーマの特集をメインにして発刊されています。月によってさまざまな予備校・通信講座の講師や現役の社労士の先生が執筆を担当しています。

クレアールの北村先生や斎藤先生も執筆を担当することがあります。

月刊誌そのものも有益ですが、オススメは受験生が苦手にするテーマに絞った別冊。

月間社労士受験の別冊(2022年)
  • 過去問題集
  • 〇×答練
  • 横断整理
  • 判例・通達
  • 選択式対策
  • 予想問題
  • 一般常識
社労士Vの別冊(2022年)
  • 労働判例
  • 横断・縦断整理
  • 事例・計算問題
  • 完全模擬問題
  • 厚労省パンフレット・リーフレット攻略

別冊で刊行されているテーマはそれだけ需要があり、苦手にする受験生が多いテーマであるということ。自分のニーズに合うものがあれば購入して集中的に対策するのに役立ちます。

私も今年は一般常識対策に関するものは買おうと思っています。

まとめ:Webサービス・アプリや市販教材を有効活用して合格を近づけよう

  • 完璧なカリキュラムがない以上、どの予備校・通信講座にも弱点はある
  • Webサービスや市販教材を使えば学習の効率化やモチベーションアップが図れる
  • 自分の苦手、カリキュラムの弱点を補う目的で有効活用するのがオススメ

今回紹介したWebサービスやアプリは、ほぼ全て無料で利用できます。これほど手軽に他の受験生や合格者と交流したり、予備校・通信講座の講義を視聴したりできるなんて、一昔前では考えられません。

関係各社が積極的に情報発信を行っていることももちろんですが、利用できるコンテンツが多いのはそれだけ社労士資格が人気で難しい試験であることも大きな理由です。

今回紹介した中で私が最もオススメするのはTwitterです。

資格勉強をしながら合格者・実務家の方々のリアルが垣間見え、不特定多数の受験生同士で切磋琢磨し合えるなんてTwitterを始めるまでは考えもしませんでした。

社労士試験の勉強そのものを楽しむことができた大きな要因です。

色々なサービスに手を広げすぎてしまうのは逆効果ですが、自分に必要なものを選んで上手に活用できれば勉強効率が上がり合格に近付きます

受験仲間を作ればモチベーション維持に有効なだけでなく、将来の社労士仲間を増やすことにもつながります。

Webサービスや市販教材を上手に使って、受験勉強、資格取得後の有効活用に役立ててください。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次